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■ JR四国 キハ32 鉄道ホビートレイン(キハ0系新幹線)の製作(Nゲージ) JR四国 キハ32 鉄道ホビートレイン(キハ0系新幹線)の製作(Nゲージ)
2014/04/24 文 : Hiroshi Oguma

鉄道ホビートレインとKATO製 0系新幹線
製作した鉄道ホビートレインとKATO製 0系新幹線

JR四国 キハ32 鉄道ホビートレイン(キハ0系新幹線)をNゲージで製作してみました。

実物の予告や写真を最初見た時には、なんじゃこれは、と思いましたが、眺めているうちに、 不思議な魅力を感じ、模型化してみたくなりました。

既に、鉄道ホビートレインは、Nゲージで作成例があり、雑誌( RMM 226号 2014-06 )や Youtube で発表されています(※shinpoSHI氏は私の模型仲間です)。

おおいに参考にさせていただきましたが、フルスクラッチする気力が無かったのと、 市販品を組み合わせる方が得意なので、全く別の作成方法をとりました。 作り手により、いろいろなやり方がある、ということもお楽しみいただければと思います。

ベース ベース

マイクロエースキハ32 とBトレインショーティー 0系新幹線
マイクロエース キハ32 とBトレインショーティー 0系新幹線

カプセルプラレール 0系新幹線
カプセルプラレール 0系新幹線

以下を利用しました。

■車体/下回り/動力
マイクロエース キハ32 旧塗装・オレンジ 松山気動車区(A7880)

■ダミーの光前頭(正面下側)
バンダイ Bトレインショーティー 0系新幹線

■ダミーの運転室(正面上側)
タカラトミーアーツ カプセルプラレール 0系新幹線


分解 分解

キハ32車体

キハ32を分解し、車体だけにしました。取り外したパーツは、後で全て使いますので、保管しておきます。

光前頭 光前頭

光前頭部を分解


光前頭の切断

Bトレインショーティー0系新幹線を分解後、前面をレザーソーで切断しました。 細かい調整は、後でするので、少し大きめに切ります。

ライトの穴を空ける

次に、ライトの穴をピンバイスと丸やすりで開けます。

実車の写真を見ると、撮影する角度によっては、楕円に見えますが、 斜めのものに円の穴を空けているから、そう見えるだけです。 正面から見ると、真円です。

面に対して直角に穴を開けるのは簡単ですが、今回は、 面に対して斜めに穴をあけねばならず、そのままでは上手く行きそうになかったです。 一旦、面に対して直角に小さい穴を開け、最終的に丸やすりでφ2mm低程度の穴にしました。 なお、ライト類は、左右で高さや大きさ、位置が異なると非常に見苦しくなりますので、 少しずつ調整しました。

窓を空ける


ライトの穴を空けた後、運転室と反対側の窓の前面を切り取りました。 レザーソーで大まかに切り、カッターナイフとヤスリで調整して行きます。 切り過ぎると、修正するのが大変なので、少しずつ調整します。

また、片方がだいたいできたところで反対側に着手。 最終的に左右対称になるようにした方が、この手の作業は上手く行くと思います。

ここまでできたところで、塗装を落とします。いままで塗装を落とさなかったのは、 ライトの穴の位置など、各部分の位置の目安にする為です。

Bトレインショーティー0系新幹線のライト部分は、貫通していないものの、 少し窪んでいます。鉄道ホビートレインのライトの穴は、 Bトレインショーティーよりもやや小さい感じで、このままだと段がついてしまいます。 瞬間接着剤を軽く盛り、ヤスリで仕上げて、段を消しました。

貫通路の窓の前の切り欠きを作る


最後に、貫通路の窓の前の切り欠きを作ります。 これも、レザーソーで大まかに切り、カッターナイフとヤスリで調整して行きます。 最終的に1.5mm程度なるようにします。根元から折れかかったので、瞬間接着剤で補強しながら作業しました。

スカートの加工 スカートの加工

Bトレインショーティー0系新幹線のスカートは光前頭と一体です。 手順が前後しますが、塗装を落した後、貫通路の窓の前の切り欠きを作る前に、 形を整えます。鉄道ホビートレインと0系新幹線のスカートでは、リベットが目立たないなどの差があります。 また、線路に擦る恐れがあったので、少し下部を削っています。

切り妻側のスカートは、手持ちのBトレインショーティーのパーツの中からそれっぽいのを選び、車体に接着しました。

ダミーの運転室 ダミーの運転室

ダミーの運転室切り出し


当初は、カプセルプラレールを使うつもりはなく、 プラ棒を組み合わせようと考えていましたが、 どうにも、組み立て方がイメージできずに止めました。 たまたま目に付いたのが、カプセルプラレール。 おもちゃのせいか、少し形が違うのですが、利用してみようと考えました。

カプセルプラレール0系新幹線の運転室部分(前の方)をレザーソーで切断しました。

細かい調整は、後でするので、少し大きめに切ります。といいますか、最初が大きすぎました。 奥行き、厚さはギリギリまで切らないと、光前頭とのバランスが悪いです。

また、窓はヤスリで拡大し、なるべく枠(?)を薄くしないとそれっぽくないです (切り出した時は、新幹線よりも ホバークラフト の運転室みたいだと感じました)。

なお、BトレインショーティーやNゲージのO系の運転室周りは、 大きさや角度が違うのと、窓枠が透明プラに印刷で表現されているので、加工が大変です。 利用は難しいと考え、すぐに諦めました。

車体の塗装を落とす 車体の塗装を落とす

下地の差で発色が変わったり、塗料の段がつくので、元の塗料は落とします。

塗装の剥離には、 IPA(イソプロピルアルコール) を使用する例も多いですが、 自分はあまり好きではないので、手持ちの GSIクレオス Mr.ペイントリムーバー(No.T-112)を使用しました。 柑橘系のT-112は、既に廃番で、T-114が代わりの商品のようです。

ダミーの運転室の取り付け ダミーの運転室の取り付け

ダミーの運転室の取り付け


ダミーの運転室を取り付けます。基本的に一発勝負です。最終調整をしたパーツの位置を決め、瞬間接着剤で取り付けました。 接着剤は、プラ用でも良いとは思いますが、自分の好みは、さらさら&ハイスピードタイプの瞬間接着剤です。

光前頭の取り付け 光前頭の取り付け

光前頭の取り付け


光前頭を取り付けます。ダミーの運転室に衝突している、貫通戸部分の枠は、ちょうどよい長さまで切ります。 これもすこしづつ調整しながら切って行きました。

取り付けは、これも基本的に一発勝負。取り付け後、各隙間は瞬間接着剤で埋め、ヤスリやカッターナイフで仕上げます。 貫通戸部分の枠がかなり弱っており、一本、中折れして行方不明になってしまいました。 しかたがないので、工作用紙を細切り&瞬間接着剤で固めるという方法で、行方不明部分を作り修正しました。

塗装 塗装

塗装

塗装は自作/改造Nゲージャーにはおなじみ、 グリーンマックス 製の缶スプレー(鉄道スプレー)です。

黒(=ダミーの窓の部分)、ネズミ1号(=下塗りと屋根色を兼用)、青20号(=窓周り、裾、スカート)、白3号の順で塗装しました。 白3号かアイボリーAかで迷いましたが、実車を見た方によると、アイボリーより白に近いとのこと。

マスキングはタミヤ のマスキングテープです(場所によっては細切りにして使用)。 ダミーの運転室の下の黒は、枠の中なので、少々マスキングしにくいです。

吹き込みが予想されたので、マスキング後に同じ色を塗る、ということをした箇所もあります。 それでも吹き込んでしまったところは(予想よりは少なかったですが)、タッチアップしています。 ※塗装は、あまり得意ではありません。

製品の室内色は緑ですが、実物は青。緑だと思ったより違和感があるので青20号に塗りなおしています(筆塗り)。

また、ヘッド/テールライトケースは、製品はオレンジですが、 これも目立つので、一旦分解しレンズを外してから、前面を白3号、室内に見える部分を黒に塗っています。

再組立て 再組立て

内側は、前面・側面のガラス、ヘッド/テールライトケース、下回りの順に組み立てます。 切り妻側のスカートに、下回りが少し干渉するので、干渉部分は切り取りました。

屋根は、外していたクーラー等を取り付けた後、最後に検電アンテナ(KATO製)を前後運転台の上に取り付けます。

検電アンテナは、瞬間接着剤が効きにくい材質なので、透明ゴム系接着剤を使用しました。

感想 感想

完成

新幹線(0系)顔なのに、全てのパーツが小さく、新幹線をつくるつもりになっていると、調子が狂いました。

実物は、よく0系の雰囲気が出るようにまとめたと感じました。魔改造と言えばそうなのですが、 三線式OケージのEB58のような、チープではあるかもしれないけれど、十分それっぽく見える不思議な車両と感じました。


■ 注意事項 注意事項

このコンテンツの内容はアマチュア鉄道模型連絡会の公式(?)見解ではなく、 あくまでも執筆者の個人的な意見であり、一つの作例です。著作権は、執筆者が有します。


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